- 退職を伝える前に
- 就業規則の確認
- 転職に向けての準備
- 退職意思の伝え方
- 退職願の書き方
- 退職理由について
- 退職を伝えられない
- 退職日までの準備
- 退職届の書き方
- 会社に返却するもの
- 会社から受け取るもの
- まとめ
転職したいけど、今の会社はどういう流れで退職するの?
退職するには手続きが必要で、確認事項も多々あります。
なるべくスムーズに退職できないかな?
ぴよこが退職までの流れを説明します!
私たちは法律のもと就労していますので、働き出す時も、辞める時もきちんとした手続きが必要になります。
退職を考えているということは
「給与が低い」
「ハラスメントがひどい」
「キャリアアップがしたい」
「全く違う仕事がしたい」
など、何かしらの理由があるのだと思います。
どんな理由であれ、やるべきことをやってスッキリと退職したいですよね。
しかし中には退職の意向を伝えられず(もしくは伝えているのに承認してくれず)、そのまま心を病んでしまう人もいます。
心の病は体の病よりも治りにくく、再発の可能性も高くなります(参考:厚生労働省ホームページ)。
そうなってしまう前に、退職を代行してくれるサービスもありますので、そちらも紹介していきます。
退職を伝える前に
退職の意向を伝える、書類を提出する、備品の返却など、やるべきことがたくさんあります。
なるべくスムーズに退職できるよう、詳しく説明していきます。
就業規則の確認
上司に退職の意向を伝える前に、まずは就業規則を確認しておきましょう。
就業規則には、退職の届出期間(退職の意向を伝えてから実際に退職する日までの期間)について記載されています。
退職の届出期間は企業によって様々で、基本的には1〜3ヶ月前の届け出が必要な企業が多いです。
厚生労働省ホームページによると
”あらかじめ契約期間が定められていないときは、労働者は少なくとも2週間前までに退職届を提出するなど退職の申し出をすれば、法律上はいつでも辞めることができます(会社の就業規則に退職手続きが定められている場合はそれに従って退職の申し出をする必要があります)。”
との記載があります。
現在パートタイマーとして働いているぴよこですが、就業規則の自己都合退職欄には
「退職する14日以上前に届け出ること」と記載されています。
(とても短いですね(o_o)!)
基本的には全て就業規則に従うことになりますので、内容をしっかりと確認しておきましょう。
転職に向けての準備
転職を考えている方は、退職前から転職活動を行っておくことをおすすめします。
転職にはおよそ3〜6ヶ月とされています(参考:リクナビNEXTホームページ)。
3〜6ヶ月間、生活ができる余裕のある方は退職してからの転職でもOKですが、お金に余裕のない方は退職前から希望の求人を検索し、ある程度転職先の目星をつけておくなど、退職までにある程度転職活動を進めておきましょう。
会社に勤めながらの転職活動には、通勤時間や休憩中などのスキマ時間で転職活動を進められる「転職サイト」の利用が便利です。
「どこの転職サイトに登録するか迷っている…」
という方には、リクナビNEXTがお勧めです。
子育てに配慮のある求人や、在宅勤務など様々な求人情報が登録されており、応募や履歴書の作成など、転職に必要な機能が無料で利用できます。
転職サイトに迷っているなら、リクナビNEXT一択です!
登録方法についても詳しく説明していますので、こちらの記事を参考にしてください↓↓↓
退職意思の伝え方
退職の際には、上司に退職の意向を伝える必要があります。
ココが一番ストレスな場面ですよね…( ´_ゝ`)
きちんとした企業であれば退職願の提出が求められますが、アルバイトやパート勤務の場合は、ほとんどが口頭でOKだと思います。
(ぴよこが勤めていた会社は、全て口頭でOKな会社でした)
退職願の書き方
退職願の書き方についてサンプル画像を用意しましたので、参考にしてみてください。
退職願の有無は会社によって異なりますので、まずは口頭で伝え、必要だと言われたら退職願も準備するようにしましょう。
退職理由について
退職の意向を伝える際の退職理由についてですが、何でもOKです。
言ってしまうと、嘘でも何でもいいんです。
無難な理由としては
「キャリアアップのため」
「子育てに専念するため」
「生活環境が変わるため」
「引っ越しするため」
「通勤時間短縮するために転職…」
といったところでしょうか。
リクナビNEXTにも「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」が掲載されていますので、参考にしてみてください。
会社からすれば退職の理由なんて、どれも同じなんです(・∀・)
私は学生の頃、飲食店でアルバイトをしていた経験があり、学生アルバイトの管理を任されていました。
当然辞めていく学生はたくさんいて
「親にダメと言われて」
「成績が下がって」
「部活が忙しくて…」
など理由は様々でした。
しかし店側からすれば辞める理由なんてどうでもよくて、その穴をどのように埋めるかの方が重要でした。会社側からすれば、辞める理由なんて何でも同じなんです。
(嘘だとわかっていても、言わないだけで店側も気づいています( ;∀;))
なので辞める側が、そこまで思い詰めることはないとぴよこは思います。
しかし退職後も会社の誰かと関わらないといけないような場合は、正直な理由を伝えておくべきでしょう。
嘘をついて退職し、会社の人と会うたびにずっと嘘をつき続けるのも大変ですし、ボロが出れば面倒なことになってしまう可能性があるからです。
人によって環境は様々ですので、時と場合を考えて退職理由を伝えるようにしましょう。
退職を伝えられない
「どうしても退職の意向を伝えられない」
「伝えても辞めさせてくれない」
「辛すぎて会社に行くことができない」
という方には退職代行というサービスがあります。
退職代行とはその名の通り”退職を代行してくれるサービス”のことで、会社と直接退職の手続きをしてくれるので、依頼後は任せっきりでOKです。会社に行ったり電話をする必要はありません。
ぴよこのおすすめは退職代行NEXTです。
法律を熟知している弁護士さんが直接対応してくれるので安心ですし、有休消化や未払い残業代の請求等も行ってくれます。
連絡方法は電話やLINEでのやりとりで完結し、家族に知られることがないよう対応してくださいます。
料金は30,000円(税別)で後払いも可能。
万が一退職できなかった際には全額返金してくれます。
(今まで退職できなかったケースは一度もないそうです)
”どうしても退職を言い出せない” ”辛くてもう会社に行きたくない”という方は、無料で相談できますのでぜひ利用してみてください。
退職日までの準備
ここからは退職の意向を伝えた後、退職届の提出や備品などの返却についてお話ししていきます。
退職届の書き方
こちらも退職願と同じく、退職届も会社によって必要なところと不要なところがあります。
(ぴよこは今まで退職届の提出を求められたことはありません)
退職届の書き方についてもサンプルを用意しましたので、参考にしてください。
会社に返却するもの
会社から支給されているものは全て返却しなければなりません。
例えばバインダーや筆記用具、付箋などの事務用品はもちろん、勉強のために借りていた参考書も会社のものなので、忘れずに返却するようにしましょう。
制服も返却することになりますが、制服は退職後クリーニングに出してからの郵送でOKです。(家が近い場合などは後日持って行ってもOK)
社員証と健康保険証、ロッカーの鍵も退職日に返却するようにしましょう。
また会社で使用していたデータなどは、トラブルを防ぐためにも確実に返却しておきましょう。
会社から受け取るもの
退職後、会社から受け取らなければならないものをご紹介します。
離職票
雇用保険の失業給付金を受給するのに必要となります。
手続きに時間がかかるので退職後、郵送されてきます。
源泉徴収票
年末調整の際に必要な書類で、転職先に提出する必要があります。
ぴよこは郵送を忘れられていたことがあり、年末調整直前にかなり焦って会社に連絡をした記憶があります。汗
雇用保険被保険者証
自分で保管している場合は大丈夫ですが、会社が保管している場合は返却してもらいましょう。
こちらも雇用保険の失業給付金を受給する際に必要で、転職の際も転職先の会社に提出する書類です。
紛失した際は、住んでいる地域を管轄している公共職業安定所(ハローワーク)にて再発行が可能です。
必要書類を確認した上で再発行の手続きをしましょう。
年金手帳
こちらも自分で保管している場合と、会社に預けている場合があります。
転職先にも提出することがありますし、転職しない場合も年金の切り替え等で必要になります。覚えがない場合は会社に確認してみましょう。
紛失した際は社会保険事務所や年金事務所で再発行が可能ですので、問い合わせてみてください。
まとめ
退職までの流れを説明してきましたが、結構な労力が必要になりますよね…orz
しかし、退職の意向を伝える前にしっかりと準備をしてから動くようにするだけでも、スムーズに退職ができるはずです。
子育てと仕事の両立は、簡単にできることではありません。
働いているママさんは本当にすごい!
しんどい時は無理をせず、まず第一に自分を労ってあげてください。
ぴよこは、世の中のママさんが「家族と楽しく暮らせる」ことを切に願っています。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう・8・♪